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Suara

Release

2015年10月14日リリース

6thアルバム「声」Suara による曲紹介

<製品については Suara「声」|DISCOGRAPHY へ>
 
 

01.『ヌエドリ』
ゲーム『うたわれるもの 偽りの仮面』の主題歌。そしてこのアルバムのリード曲となりました。「うたわれ」シリーズの、9年ぶりとなる新作。前作から引き続き担当させて頂く私にとってもすごく重要な一曲です。「うたわれ」第二章の幕開けと、Suara第二章の始まりが重なっているような…と勝手にイメージしています(笑)。「うたわれらしさ」「Suaraらしさ」を残しつつ、新たな面を出したい、とのプロデューサーの言葉に、何度も試行錯誤してこの歌に辿り着きました。摩訶不思議で壮大な世界観をお楽しみ下さい!
 
02.『Future World』
ゲーム『AQUAPAZZA』のOP曲。疾走感のあるロックサウンドに、仲間との絆を描いた歌詞…ゲームの王道的なテーマ曲を担当させて頂けて、とても刺激になりました。ベストアルバムの「道しるべ」ツアーの時、最終公演の本編最後に歌った、あの光景を思い出します。あれからちゃんと「未来」は繋がっているんだなぁ。今回のアルバムの流れで聴くと、また新たな印象を受けて楽しめる一曲です。
 
03.『Fly away-大空へ-』
TVアニメ『カードファイト‼ヴァンガード リンクジョーカー編』のED曲。何期にも渡って放映されている人気作で、主題歌依頼が来た時はとてもビックリして嬉しかったです。作詞も是非とお話を頂き、挑戦させて頂きました。シリーズもので素晴らしい主題歌がすでにたくさん出ているので、プレッシャーもありましたが、その当時の自分の気持ちと主人公の気持ちが重なる部分を強く描く事ができました。TVアニメ主題歌は久しぶりだったのもあって、とても反響があったのを覚えています。
 
04.『声を聴かせて』
奥井雅美さんに作詞作曲して頂いた大切な曲です。以前、奥井さんのトリビュートアルバムでカバーさせて頂いた「いいわけ」という曲がとても好きで、いつかあのようなロックバラードをお願い出来ないかな…と恐れ多くも夢見ておりました。念願叶いましたが、いざ歌をレコーディングする時にプレッシャーが襲ってきて…。大先輩に対しても、また自分でも納得のいく歌に仕上げたいという強い想いで臨みました。また、バックボーカルも奥井さんにして頂き、メインを立てつつ存在感を感じさせるというのが、さすがだなと勉強になりました。
 
05.『すべてをあなたに』
1stアルバム「アマネウタ」の雰囲気を持った、音楽的にも原点を感じるような一曲になりました。優しく哀愁漂うメロディとアレンジがSuaraらしいと思います。歌で難しかったのは、「あなたを愛したい」の部分。すごく情熱的でもなく、片思い的な願望でもない、すぐそばにある確かな愛に寄り添うような想いをどう表現するか…。温かくも切ない声を是非聞いてみて下さい。
 
06.『恋夢』
曲やアレンジは4,5年くらい前からあったような、、、とにかくとても良い曲だからいつか必ず発表できたら、と思っていましたが今回のアルバムでついに世に出ることとなりました。何となく背景に日本の原風景を想い起こさせる雰囲気のラブバラードです。曲にもそれぞれ辿る運命があるのだと常々思いますが、一番良い形で皆さん に聴いてもらえて嬉しいです。私も、何年分の想いを込めて歌いました。
 
07.『脆弱』
「ぜいじゃく」というこの曲は、初めて北野淳さんに書いて頂きました。私がデビューするキッカケを作ってくれたシンガーソングライターさんです。デビューのいきさつはどこかで話した事がありますが、私の歌を気に入ってくれて、今のスタッフに紹介してくれた方です。Suara曲もよく聴いてくれていて、私の声をよく知っているし、ご本人が歌手だからこその、私の新たな歌い方を引き出してくれたと思います。今までになかったひと味違う大人のバラードをお楽しみ下さい。
 
08.『君の前では少年のまま』
ゲーム『ティアーズ・トゥ・ティアラII 覇王の末裔』のED曲。曲を聴かせてもらったときから、早く歌いたい!と、スパニッシュで情熱的な感じに一目惚れ(一聞き惚れ)しました。熱を増して畳み掛けてゆく大サビのメロディが特に気に入っています。ガットギターの音色も素敵。ライブではすでに何度か演奏している、とてもライブで映える曲です。サントラ以外、私の作品では初めてのCD収録ということで、またたくさんの方に聴いていただけたら嬉しいです。
 
09.『虹色の未来』
OVA『ToHeart2ダンジョントラベラーズ』のOP曲。Suara曲の中ではとびきりのキラキラ‘萌えソング‘で、レコーディング当時は私が歌って大丈夫かな、なんて少し不安になったのも今では信じられないほど、しっくりきています!あらためて聴いても、元気が出るし、とっても好きです。シングルが出てからベストアルバムのツアーまで、たくさん歌いました。またいつかライブで歌う日が楽しみです。
 
10. 『I’m a beast』
ゲーム『ダンジョントラベラーズ2 王立図書館とマモノの封印』のOP曲。この頃、Suaraとしてはわりとポップだったりロックなタイアップ曲が続いていたのですが、ここまで振り切ったロックを歌うとは思いませんでした(笑)。でも結構ハマってる!(笑)歌詞のフレーズの中で、普通ではあり得ない部分にアクセントつけたりして、歌い方に面白みを出してほしいとディレクションがあったり、荒々しさを出すために、ヘッドホンから聴こえる自分の声をオフにして、オケだけを聴いて叫ぶように歌ったり…楽しいレコーディングでした!
 
11.『Song of…』
歌詞は、初めてお願いした作詞家・木村菜奈さん。レーベルの後輩・津田朱里ちゃんの「legato」の歌詞を書かれた方です。そのやわらかい雰囲気や言葉のフレーズ感が好きで、機会があれば書いて頂けないかな、と思っていました。たまたま曲も光田英生さんという「legato」コンビに。木村さんにはまだお会いした事はないのですが、歌詞を見て私の人生の中で重なる部分が多くてドキッとしました。さりげないポジティブさと爽やかなビートが合っていて気持ちいいです。
 
12.『Dream』
ライブでみんなで一緒に歌いたい曲、がテーマ。Suaraライブのアンセムになっている「トモシビ」は自分に向けた応援歌。「Dream」はみんなを応援したい歌として、新しいアンセムになりそうです。曲は私自身が昔から慣れ親しんできた王道ロックサウンドで、とても気に入っています。レコーディングでは、自然と客席が目の前に浮かんできて、みんなでこぶしを突き上げながら合唱しているつもりで、まさに熱唱しました!ライブで歌える日が、本当に待ち遠しいです。
 
13.『初空』
子供の事を思った歌を作るなら今回のアルバムしかないな、と思って頑張って作詞作曲しました。「はつぞら」といいます。大切な人に対して、きっと誰もが思う感情を、シンプルなメロディと言葉に乗せました。サウンドもシンプルな雰囲気にしようと思い、ライブでサポートして頂いているピアノの山根旦裕さんに、演奏とアレンジをお願いしました。コード感や音色など相談しながら固まったところに、ギター田村太一さん、バイオリン西村泳子さんも合流して頂き、少しリハーサルしてオケを一発録音!大切なバンドメンバーたちのおかげで素敵な曲になりました。ありがとう!
 
SP-01.『春夏秋冬』
4thアルバム「キズナ」に収録されていたアルバム曲。デモを聴かせてもらった当時、4番まで作って、春、夏、秋、冬の構成にしたら面白いね、とスタッフさんと相談したのを思い出します。未海さんが書いて下さった、四季折々の情景が浮かぶ、儚く綺麗な歌詞が素晴らしいです。この時は、今回のようなコンセプトアルバムが作れるとは想像もしませんでした。“プロローグ”でもあり、“エピローグ”にもなる一曲です。
 
SP-02.『桜』
「春夏秋冬」の「四季に似た恋よ」から繋がる最初の‘春’の歌。季節の描き方はいろいろあると思いますが、恋と季節の風景ってとても重なるところがありますよね。別れの時ちょうど雪が降っていた…だとか、恋心を抱いて見上げた空の青さとか…。恋を振り返るとき、その時の季節感とか光景とともに思い出すもの。そんなストーリーを4つ描いてみました。「桜」というタイトルの曲も、世の中にはたくさん存在しますが、私自身もお気に入りの一曲ができました。
 
SP-03.『君がいた夏の日』
爽やかな、ドラムのタム回しが気に入っている‘夏’曲。これは、少しシャイな男の子を主人公にした、恋が生まれた瞬間を描いたものです。好きになった少女の姿を、「ひまわり」ではなく、「昼顔みたい」と例えたところがポイントです(笑)。
 
SP-04.『月明かりに照らされて』
四季の中で‘秋’の雰囲気をメロディやアレンジで表現するのって難しいと思うのですが、さすが衣笠道雄さんです。頬に感じる少しだけ冷たい秋の風の温度感や色合いがとても伝わってきます。これも男性目線で、君を「月」に重ねて片思いの心を描いてみました。歌も、自分でもいい感じに歌えたな〜と思っています(笑)。
 
SP-05.『十二月の雨』
配信限定でリリースしていたこの「春夏秋冬」シリーズ。春〜秋まではトントンと発表していたのですが、その後タイミングを失い(笑)、ついに‘冬’曲をお届けすることができてホッとしています!時が経つほどに、冬曲の完成度へのプレッシャーは大きくなるばかり(勝手に)。一年を通して一つの恋、というわけではありませんが、とてもいい完結編ができたと思います。この曲からまた「春夏秋冬」もしくは「桜」へと、ずっとループして聴いてもらえたら嬉しいです。