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Suara

Release

SACDハイブリッド / 2018年3月28日発売

7thアルバム「星灯」Suara による曲紹介

<製品については Suara「星灯」|DISCOGRAPHY へ>
 
 

01.『不安定な神様』
新たな私の代表曲といえる楽曲になりました。こういったアップテンポな曲で私の名前をまた多くの方に知ってもらえることになるとは思いもよらなかったですが、嬉しい誤算かな(笑)。これも、時をこえて続いていく「うたわれるもの」と出会えた運命-さだめ-なのかな、としみじみ思っています。
 
02.『天かける星』
ダークでロックでエキセントリックで和風で…と一言では言い表せない、とてもカッコいい楽曲です。こういった曲が生まれるのも、「うたわれ」の魅力なのかなと思います。メロディを頂いたときは、これをちゃんと「歌」に出来るのか不安でしたが、歌詞が載って実際に歌ってみると、ドラマティックな展開に自然に導かれました。これを歌えたら、もう何でも来い!な感じです(笑)。
 
03.『焔の鳥』
ニル・アドミラリの天秤」という新たな作品と出会えたこと、そして私自身も好きなレトロな世界観の作品に関われることがとても嬉しかったです。ワルツで歌謡曲風なところも気に入っています。ヒロインが少しずつ強さをまとって、何が起こっても大切な人と運命をともにしていく決意を表現した、素敵なバラードです。
 
04.『ユメカウツツカ』
「うたわれるもの」の楽曲の中で唯一作詞をした曲。アニメ制作スタッフから、「輪廻」「螺旋」「形を変えて繰り返す」などのキーワードをもらって膨らませていきました。DNA=運命が螺旋のように絡まり合っているようなイメージを描いています。今生きているこの世は夢か現か…そんな不思議な世界観を楽しんで下さい。
 
05.『影』
作詞の半田麻里子さんとの出会いは「悲しみの底」が先で、ソングライターさんとしてもとても魅力を感じたので、こういったSuara定番のヘビーバラードでも是非書いて頂きたいとお願いしました。重たくて少し哲学的な言葉のチョイスも私好みなので歌っていて気持ち良かったです。
 
06.『木漏れ日の中で』
ちょうど一年前100歳で亡くなった祖母との思い出を書きました。大事な人がいなくなった喪失感、もう会って話せないんだという寂しさはもちろんなのですが、今までたくさんありがとう、という温かい気持ちも溢れてくる。そんな気持ちがこの曲調とピッタリきました。最後に祖母と交わした言葉とその表情はずっと心に焼き付いていて、こうして歌に出来たことは本当に幸せに思います。
 
07.『悲しみの底』
デモを聴かせてもらったときに気に入った浮遊感のある雰囲気を取り入れさせてもらったりして、半田さんの楽曲との出会いで、また新しい一面を引き出してもらえた気がします。最近、人間関係で思うことも多いので(笑)この歌詞は考えさせられますね〜。
 
08.『星降る空仰ぎ見て』
子守唄のような心地よいメロディがとても好きで、曲をもらってからいつも口ずさんでいました。郷愁に浸ってもらえるように、柔らかく優しい声のトーンを心がけました。「君に出会った日に心はさらわれたまま」というフレーズがグッときますね。
 
09.『麗しき世界』
まさに「タイトル回収!」的なイメージを受けた、壮大な曲。大サビ部分では、「神が人々を弄ぶような感じ」とか「小人の妖精が踊っている感じ」を出してとディレクションを受けました。難しい〜と思ったけど、意外と上手く表現できたかなと自分では思っています。
 
10. 『純真の華』
グッとくるメロディ展開がすごく好きです。「ニルアド」続編のEDテーマで、「焔の鳥」の作詞a*muさん&作曲黒川陽介さんペアの二作目ということで、曲があがる前からとても楽しみにしていました。a*muさんの紡ぐ歌詞は一言一言にすごく言霊を感じるので、丁寧に歌おう、という気持ちになります。
 
11.『Merry Christmas』
みんなで楽しめるクリスマスソングを!ということで、2014年の「梅田スノーマンフェス」への出演をきっかけに作りました。それ以来、毎年このステージで歌わせて頂いていて、一年のライブ納めにもなっていたり…。皆さんと会えるのが嬉しくて、「このまま、このまま、帰りたくはない」の歌詞の部分にいつもグッと気持ちを込めています。
 
12.『耳を澄ませば』
いつもお世話になっている『ヘッドフォン祭』開催20回記念のテーマソングです。依頼を受けて、もともとアルバム新曲として作っていた楽曲に、この歌詞を乗せました。ちっぽけなことで悩んでいても、ヘッドホンから聴こえてくる音楽がそっと背中を押してくれる…そんな日常の一コマを切り取って描いています。Suaraらしいポップチューンです。
 
13.『Pride』
アルバムでは作曲の方でも自分の足跡を残したい!と思っていて、今回はロック曲に挑戦してみました。自作曲はいつも歌詞もセットで書いていますが、この歌詞は上原れなちゃんに是非書いてとお願いしました。自分で書く以上に納得のいく仕上がりに…!と同時に、れなちゃん自身の気持ちも表れているので、歌詞を読んだ時は泣きそうになりました。共感を呼ぶ歌詞だと思うので、みなさんの「Pride」を重ね合わせて聴いて下さい!
 
14.『星灯』
力強く、疾走感が気持ちいい曲です。ディレクションしてもらう中で、こういう歌い方もできるんだ、と自分でも新しい発見がありました。アルバムタイトルを「星灯」にしたのは、その文字に希望を見出だせるから。このアルバムが皆さんのお手元で、毎日を照らせる存在になれば、また私自身の未来も照らして導く作品になればと思っています。