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Suara

Release

3rdアルバム / SACDハイブリッド / 2008年8月27日発売

「太陽と月」Suaraによる曲紹介

<製品については Suara「太陽と月」|DISCOGRAPHY へ>
 
01. haunting melody
曲を頂いた時に、早くライブで歌ってお客さんと盛り上がりたい!と思いました。哀愁あるアレンジがSuaraならではの魅力だと思います。曲タイトルを付けさせてもらったんですが、その時頂いたキーワードが「仲間、旋律」でした。英語でタイトルを考えることはあまりないのですが、この曲は絶対英語だ!って直感しました。「歌がみんなの心をつなぐ」というのがこの曲の根底にあることから浮かんだのがこのタイトル。忘れられない、心に残るメロディという意味が込められています。
 
02. 光の季節
この歌をレコーディングしたのが今からちょうど二年前。懐かしいです!まだ技術的なことがわかっていないこともあって、頭で考えるより、とにかく全力、気持ちだけで歌っていました。それが私の良さでもあると思うし私の歌の根本なので、その初心を持ち続けながらこれからも成長していきたいと思います。あなたの夏の思い出がこの歌に重なるといいな!
 
03. 真昼の月
歌詞を依頼するにあたって、未海さんにアルバムタイトルや私の近況を伝えました。出来上がった歌詞が「月」が描写されたものだったので、私が書いた「太陽と月」の歌詞とイメージが重なって驚きました。歌い出しの優しくゆったりした雰囲気から、サビで一転して倍でテンポをとってノリを意識して歌うのが難しかったです。
 
04. BLUE
TVアニメ「BLUE DROP」の監督さんが自ら作詞された思い入れの深い曲。言葉や曲調の難しさに初めは戸惑いましたが、歌い手としての力量を問われる作品だな、と気合を入れて臨みました。間の取り方、息の抜き方など細かい部分を隅々まで練習した甲斐あって??この曲の持つ独特の空気感にうまく溶け合うことができたと思います。
 
05.太陽と月
アルバムタイトルが決まったのと同時に、タイトルチューンを作ろうと思って真っ先にこの曲の作詞にとりかかりました。自分の中にある「陰」と「陽」への憧れを曝け出し、恋愛に例えて表現しました。女性のあなたなら、自分は「太陽」と「月」どちらだと思いますか?? また、男性ならどちらのタイプの女性がお好きですか!?
 
06.June
以前から「失恋ソング」を自分でも書きたいと思ってました。どんな時も前向きに歩いていく事で、本当の「ありがとう」に変わる別れもあるんですよね(しみじみ)。雨のシーンを描くのに煮詰まった時など、実際に雨の中を歩いたりしながら言葉やフレーズを探したりしたのも良い思い出です。
 
07. 一番星
初めは本当に、こんな可愛らしい曲を私が歌えるのかしら?!と思いましたが、そこはもう、ひと声出せばすぐその世界に入っていける、自分の気持ちと重ね合わす事ができるのが歌の楽しいところ。一味違ったSuaraが出せて嬉しかったです。一番星~クロールと、SuaraのMAX「陽」を(笑)楽しんで下さいね。
 
08. クロール
学生時代水泳部だった私にピッタリの曲。でも種目は「平泳ぎ」でしたが(笑)。ギターの光田さんが、「武道館のステージを駆け巡りながら歌うSuaraが見たい!」っていうイメージで書いてくれた、Suara至上最速の曲。レコーディングではテンションを上げるために、ライブでお客さんたちのウェーブに飛び込むところを想像したり(笑)一人で手拍子しながら歌いました。
 
09. home
これは私自身が最近感じていたことをストレートに綴ったものです。作曲の方は「トモシビ」以来になりますが、こういう人間臭い、戒めソングはどんなに時間がかかっても私が書かなければ!という思いがあります。出来上がった歌詞に歌いながらメロディをつけていきました。スタジオでギター1本で歌ったリアルな空気を感じて頂けたらと思います。
 
10. 大樹のそばで
Bメロの一音ずつ音階を上げながら盛り上っていくメロディの面白さと、ローファイなアレンジが気に入っています。達観的な見地から、普遍的な大きな愛を歌ったうたで、私自身はまだまだそんな大きな器ではないんですが、歌い手として語り部に徹するつもりで歌いました。
 
11. 水鏡
あがってきたメロディと和風なアレンジを聴いて、これは「星想夜曲」のような古典的な歌詞を当てるとすごく面白くなりそうだな!と思い、未海さんにお願いしました。期待通り、艶っぽい大人な恋物語を描いてくれました。そんな曲を飾るボーカルは、いつもよりトーンを低くしたりと声質にこだわってみました。大人の色気が出せてるかな!?(笑)
 
12. 忘れないで
曲との出会い、というのも本当に大事な「縁」だな、といつも感じていますが、この曲もそれをすごく感じさせてくれました。世の中にはたくさんの歌が溢れているけど、シンプルな言葉で、でもすごく大事なメッセージを伝えようとしている歌がどれだけあるのかな、と思うと、この歌をうたう責任は大きいと感じました。レコーディングを終えた時に作家のshiloさんと抱き合って感激で涙したのが忘れられません。エンディングの今剛さんのギターもじっくりと堪能して下さい!
 
13. 蕾-blue dreams-
同日に同スタジオ内でバンド、ストリングスのレコーディング、歌録り、そして録れたてを取材陣の方々に披露させて頂いて・・・と私にとっては初の経験で目まぐるしい一日だったのが思い出深いです。「僕らユメ翔ける蕾」というフレーズがすごく好きで、この歌を聴いたり歌ったりすると自分でも「私はまだまだ羽ばたいていける」(笑)って思えて希望が湧いてきます。
 
14. memory
PS3「ティアーズ・トゥ・ティアラ-花冠の大地-」のED曲です。この歌に関してはプロデューサーから、「いつものSuaraの歌い上げる歌唱法じゃなくて、全編ファルセットで歌う様な語りかける雰囲気で」とリクエストがありました。なので自分の感情を乗せるというよりは、映画のラストシーンをイメージしながら語り部として表現しました。このアルバムの最後を飾るのにも相応しい一曲になったと思います。