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オーディオライター 岩井喬 氏 コメント

『Pure-LEGEND OF ACOUSTICS-』(以下『Pure』)が発売され、これこそ待ちに待ったリファレンスソフトであると、その誕生を一ファンとして喜んでいたころからあっという間に3年あまりの歳月が過ぎた。 その間様々なオーディオ機器やケーブル、アクセサリー製品の試聴において、『Pure』は揺ぎ無い“リファレンス”としての大事な物差しとして、常に活用させていただいている。 しかしながら、時に心休まるアコースティックなサウンドとしても楽しめる素晴らしいアルバムであったことも本作の重要な存在意義である。

心のどこかでは続編を切望する気持ちでいっぱいであったが、ソフト不況となって久しい現在の状況を鑑みると、なかなか一個人としても進言をためらう日々が続いていた。 そうしたなか、『Pure2-Ultimate Cool Japan Jazz-』(以下『Pure2』)制作開始の一報を下川さんからいただき、非常に嬉しく思ったのである。 これは微力ながらもオーディオ業界の側からもサポートさせていただこうと心に決め、試聴会やオーディオ雑誌取材、ハードメーカーの担当者へもアプローチを行い、新たな“リファレンス”誕生のための素地作りも進めてきた。 『Pure2』発売と同時に様々なイベントが企画され、またメーカーとのコラボレーションも発表されていることと思うが、これは一過性のものではなく、永遠の“リファレンス”となりえるような素晴らしいアルバムが誕生したからこその取り組みであるとともに、早いサイクルで楽曲の流行り廃りが起こる今だからこそ、長期に渡る展開にも耐えうる“本物”であることの証として捉えていただけるとありがたい。

では如何に『Pure2』が優れた作品であるのか。 これはサウンド制作へ直接携わった下川さん、橋本さん、Shuntaroさんをはじめとするプレーヤーの皆さん、Suaraさんからも楽曲そのものについて語られることがあると思うので、そうした点は割愛させていただくが、オーディオ評論を行う立場から見て、本作の持つ魅力についてをここではお伝えしたいと思う。

まずは『Pure2』がどのようなレコーディングの末に誕生したのかであるが、それには現在『Pure2』以外のレコーディングの現状がどうなっているのかも解説してみたい。 一部のクラシックやジャズを除き、国内外のほぼすべての録音作業がPCをベースとした「ProTools」などのソフトウェアを用いたデジタルレコーディングによって行われている。 つまりHDDへ音楽が記録されているわけである。 80年代終わりから2000年前後まではオープンテープ(ピザほどの直径をもつリールに巻かれた裸のテープ)を使ったデジタルレコーダーが使われていたが、「ProTools」を利用することで、録音作業の圧倒的な効率化と高音質を同時に実現できるようになり、いまでは前述のような数千万円もするテープ式のデジタルレコーダーから「ProTools」などのソフトウェアに主役の座を譲ることになったのである。

このデジタルレコーダーよりも前となる80年代以前では、アナログ方式のマルチトラックレコーダー(個別の音を複数単独で記録できる録音機)を用いていたが、録音前に一つのチャンネルごとに最適な動作をするための調整が必要で、やり直しテイクを記録するパンチ・イン/パンチ・アウトもリアルタイムよりも僅かに遅らせて操作する必要があるため、エンジニア陣は今からすると考えられないほどの負担を強いられていたわけである。 しかし、そのアナログ記録のテープから溢れ出るサウンドは非常に濃密で、スタジオの空気感をも一変させるほどの独特な存在感を持っているのである。 ある意味音楽の魅力を倍増するような方向へ作用する演出に近いものが得られたのだ。

こうして区別してレコーダーについてをまとめると、音質だけにこだわるのならアナログ式にしたら良いのではないかと思われる方も少なくないと思うが、現在は物理的にそうした録音が難しくなってきている。 理由は大きく分けて2つあるのだが、ひとつは、機材の利用率が圧倒的に少ないため、メンテナンスができる技術者がメーカーに常駐していないこと(若しくは定年退職されてしまっているケースも多い)、そしてもうひとつは、それら機材の補修パーツも含め、アナログテープでさえも製造されなくなってしまったという決定的な事象が挙げられる。

『Pure2』ではこれらの手法のうちどういったものが使われているのかであるが、Suaraさんのヴォーカル曲は「ProTools」環境で、最高スペックとなる192kHz/24bitというグレードにて収録。 ヴォーカルのないインストゥールメンタル曲はアナログ録音が用いられている。 もちろん理想はすべてアナログによる収録となろうが、前述の通り、アナログテープの入手が難しい状況であり、全曲収録するにはスタジオ側で確保していた貴重なマルチトラック用のアナログテープ(テープ幅2インチ【約10cm】という巨大なもの)だけでは足りないという現実と、歌入れの作業を中心に細かいパンチ・イン/アウトが必要になるため、取り回しの良さの点から「ProTools」が選ばれている。 なお、アナログテープは記録面積の多さと音質が比例関係にあり、テープスピードが速いほど密度を高く記録できるため、高音質になるのである。 マスターレコーダーのMAXスピードは76cm/secであるが、これではあっという間に貴重なテープを使い切ってしまうので、今回のセッションではその半分である38cm/secが選択された。

数多あるジャズ作品の中で、この『Pure2』の存在を特別なものにしているのが、プロデューサー/エンジニアである橋本さんである。 ジャズに対しての造詣の深さはもちろんのこと、すべての楽曲を録音/ミックスしたレコーディングスタジオである「スタジオ・サウンド・ダリ」の立ち上げから関わり、“スタジオの鳴り”を熟知し、かつヴィンテージなアナログ機材やマイクのサウンドをも理解していること。 これらの要素が絶妙に融合し、録音の良さを含めた楽曲の完成度の高さに貢献している。 ジャンルを問わず海外ではエンジニアがプロデューサーを兼任する例がいくつもあるが、プロジェクトを統括する者が録音のスペシャリストであれば、理想のサウンドへ辿り着くためのイメージを崩すことなく、ダイレクトに実現できる術を持っているので、“ブレ”のない躍動感溢れる最高の演奏をそのまま収録することができる。 だからこそ『Pure2』は橋本さんの頭に思い描く曲調、音像感がそのままSACDとなったといっても過言ではないのだが、ここ日本の録音作品において、こうしたスタイルで製作されたアルバムは非常に少なく、録音品質までこだわったものとなると、逆に『Pure2』しかないのではないかといえるほど、近年稀に見る密度感を持つ作品として完成している。

レコーディング現場では、不思議な一体感を持って各ミュージシャンの演奏が収録されていったが、その過程では楽曲が求めているサウンドにするためのマイク選びであったり、モニター・ヘッドフォンを外してメンバーの生音を聞きながら演奏し、録音するという、近代化とは逆行(レイドバック)するかのようなスタイルも採用された。 なおこの作業の一端を感じ取れる資料として、本作のブックレットには楽曲ごとにベーシック録音時のマイクセッティングも記録されている。 近代的な録音では珍しく、ドラムに対しても極力少ないマイクセッティングとし、音のかぶりを有効に使うという手法なのだ。

楽曲によっては一度か二度目の音合わせをしたものがそのままOKテイクとなるほど、自然で純度の高い演奏が次々と収められ、作り込まれた完成度の高さを持つ『Pure』とは違った、生々しさや臨場感に溢れる仕上がりとなっている。 サウンドの方向性としては、スタジオの空気感、残響を大事にした音作りであり、昨今の高音質なジャズものに多い、楽器やヴォーカルが目前に迫るような押し出し良いエッジの効いた傾向とは違う。 楽器の定位も楽曲によって異なり、空間のまとまり感、音の融合感を楽しむアルバムとしてまとめられている。 それは50~60年代の古きよき時代のジャズが持っていた空気感と同じ世界であり、一聴しただけでは判らない、奥深い音の融合が楽しめるものになっているのだ。

水や空気のように、自然な存在感を持って聴こえてくるサウンドは、楽曲の輝きを純粋に引き立たせてくれる。 『Pure2』は、ジャンルは違えども、『Pure』の精神を継承し、さらに一つ高い次元に到達している。 リファレンスソフトとしての完成度の高さもこの上ないもので、オーディオシステムが良ければ良いほど、その収められたサウンドの真価に触れることができるであろう。

エグゼクティブプロデューサー下川直哉 コメント<後編>

『Pure-AQUAPLUS LEGEND OF ACOUSTICS-』(以下「Pure1」)と『Pure2-Ultimate Cool Japan Jazz-』(以下「Pure2」)。
どちらも素晴らしい時空間を表現しているのだが、対極の音楽性がそこにはあるのではないか。
Pure1とPure2を対極にある物にする事で、コンセプトにあるリファレンスとしての役割や、違った音楽の方向性での楽しみ方ができるのではないか。
何より昔からJazzの世界には優秀な音源が数多く存在する。
チャレンジするには十分な要素がそろっている、いやそろい過ぎている。
しかしあまりにもハードルの高い世界で、それこそプレイヤーの阿吽の呼吸やボーカルのテクニックの問題。
なにより私がJazzにはあまりにも縁遠い。
当然プレイヤー達のようにJazzを作り上げる工程にも精通していない。
聴く側の人間としては沢山の音源を聞いてはきていたが…。
(あくまでも私の勝手な音楽感に基づいて話をしていますので、その業界で音楽をプレイされている方々には誤解と怒りを与えてしまうかもしれませんが無知ゆえの言動としてお許しください)

と私の頭の中に色々な思いが渦巻いている時に橋本まさし氏(以下橋本氏)が、
「下川くんJazz作ろうよ」
「全ての段取りは任せてくれたら俺がやるよ」
「下川くんは必要なコンセプトを考えるエグゼクティブでさぁ~」
「間違いなくすっごい物を仕上げていけると思うよ」
とつぶやいたのです。



今回プロデュースをお任せした橋本氏には本当に感謝しています。
仕事の枠を大きく超えて頑張って下さり、しばしば自分の趣味の世界でしか出ないオーラが私には見えました。
やり過ぎなんじゃないって思えるほどです。
10年以上橋本さんとお付き合いをさせて頂いていますが初めて見る姿でした。

アレンジャーの小林俊太郎氏、プレイヤーのみなさまにも感謝しています。そしてSuaraも頑張りました。
特に今回彼女は大変だったと思いますが、彼女なりに今持てる全ての技術と努力で見事な出来の歌を提供してくれました。

本当にメンバーのみなさん楽しい方ばかりで、こんなに楽しかったレコーディングは初めてです。(本当です)
レコーディングも60年前の様なレコーディングをしていました。――このあたりの詳細は岩井喬氏が説明してくれるでしょう(笑)


ここからは中身のプロットについて少し話をします。
Jazzと決まった後に、プロジェクトの入り口であるトップコンセプトの相談をするために、橋本氏に大阪に来て頂いた時の事です。
夜遅くまで、どうあるべきかを色々なJazzを聞きながら議論を繰り返してゆきました。
それのほんのさわりの部分だけお話します。

Jazzで最も注意すべきは、アレンジの際にメロディーを崩し過ぎる傾向が強い事なのです。
特に良いJazzアルバムほどその傾向は強いと私個人は考えています。
しかしPopsのメロディーをそのままでJazzにアレンジすると、町のスーパーマーケットやデパートで流れている、バックはJazzでメロディーはそのままといった感じの「リズムだけJazz」となってしまう。


箇条書きにしますと、

○原曲が何の曲なのか分からなくなってしまっては絶対にいけない!
○メロディーを吸収した状態で一体感のあるJazzになっている事。
○原曲が持っている温度感(切なさや、温かさ、歌詞の世界感)を損なわない。
○Jazzにするためにもしも原曲が潰れそうならば、数曲はJazzじゃなくても良い。

など、こんなことを一つ一つ細かく纏めていった形がみなさんの元に届くPure2となるわけです。

この日の夜の事は一生忘れないでしょう。一晩ワインをのみながらJazzを聴き、こんな感じだとか、あんな感じだとか…。
こんなに楽しい酒の席はないだろうと思いました。



みなさんお気づきだとは思いますが、今作の特徴的な部分としてアクアプラス以外の楽曲が入っています。その理由に関心があるのではないでしょうか?
簡単です、私がPure2に入れて聞きたかった大好きな曲だからです。

一曲は少し前の曲となりますが、私が大好きだったアーティストであり、さらにはゲームの主題歌としても活躍した曲「夢であるよう」にです。
もちろんそのゲームもはまりましたし、歌詞の世界が大好きです。

もう一曲は映画の挿入歌として泣かずにはいられなかった、これも私の大好きな曲「ガーネット」です。
ちなみに、私が奥華子さんのアルバムを全て購入するきっかけになった曲は実は「初恋」です。
でも「ガーネット」も同じくらい好きな曲ですし、なにより映画のあのシーンが頭に蘇る。
どちらもその曲を聞くことで映像が思い浮かぶ曲を選びました。

私と趣味の合わなかったオーディオファンの方はすみません。今回は残念ということで(笑)
あとはアクアプラスの中からの楽曲に関しては色々な方からお話が聞けると思いますので割愛しておきますね。



「素晴らしい音楽とは? 素晴らしい音質とは?」

この答えは人の趣味趣向が最も正しい正解であると思うのです。
ですが、あえて私個人の勝手な意見を申しますと、この二つの要素は一対の物であり、あまり切り離して考えるべき事ではない気がします。
好きな音楽でも、好みに合わない音質や劣悪なレコーディングであれば、何年もの時を超えて聴き続け愛せるのか?
更には、ふと5年後、10年後に部屋の掃除をしている時に懐かしく思い、プレーヤーへと運び再生してみるのだろうか?

それと同じくどれだけ素晴らしい音質である曲であっても、好きになれなかった曲であなたの思い入れのない曲を何度でも聞くなどという事はあるのでしょうか?

私は思うのです。良い曲とは、好きなメロディー、好きなアレンジ、好きな音質、好きな歌詞、特別な思い。
沢山の要素が自分の好みと一致した時に生まれるのだと思います。
おそらく全人類の中から生涯を共にする人を見つける事と同じくらい大変なのではないでしょうか?
10年、20年の時を超えても聞き続けられる曲は、家族と同じくらい奇跡的に巡り合った曲だと思います。
その一曲がこのPure2の中にあることを節に願います。


最後になりますが、このプロジェクトで人生の楽しみ方を少し学べた気がします。
「人間は特別な存在であり凄い能力を持っているんだ!」という当たり前であり、忘れていた事を再認識されました。
私も含め、聴いて下さった方が人間の持てる力の凄さを実感し、自分達の可能性に自信を持ってもらえたら幸いです。

人間の力は本当に素晴らしいんです。

エグゼクティブプロデューサー下川直哉 コメント<前編>

――純和製の音楽と音質、その感動と驚きをあなたに。

今回の「Pure2 -Ultimate Cool Japan Jazz-(以下「Pure2」)」では企画コンセプトを設定するにあたり大変悩みました。
まず私の頭に浮かんだものは、「Pure-AQUAPLUS LEGEND OF ACOUSTICS-(以下「Pure1」)」を超える物。
これがまずかった……。

そもそも何をもって超えたことになるのか?
Pureとは何を追求し何を聴き手へ伝えたかったのか?
Pure2を待ち望んでいる方に求められる中身とは?
などなど様々です。言いだせば限りがありません。
これはまだJazzというジャンルに至る前の葛藤の部分ですね。

原点を振り返るとPureとは、プチ・オーディオオタクである私のエゴからスタートしました。
アニメやゲームなどの自分が大好きな曲を、世界と戦えるほどの高音質な音源で聞きたい!! 欲しい!! というあまりにもストレートで自分勝手な思いがスタートでした。
この事に立ち戻った時、すでに発売から3年が過ぎていました。

この3年間にこの音源は一人歩きを始め(手前味噌ですみません)、私の軽い気持ちで作った物が想像以上の反響によるロングセラーとなりました。
さらにはオーディオ関係各社様やライターの方々から高評価を頂き、サウンドチェックで使用され、いつしかゲーム音楽、アニメ音楽のリファレンスとして使用されるまでに成長していました。大変うれしい事であり、感慨深い事です。
同時にPure2におけるコンセプトが、ゆるやかに私の中で浮かび上がってきている時期でもありました。

それは、まず自分が聞きたい曲、お客様が聞きたい曲、その曲を知らなくても良い曲だと思える曲を選ぶ事。
あとは楽しい物づくりの現場である事。

その次に、Pure1の発売からみなさんに育てて頂いた、この音源の存在意義としての側面。
業界のリファレンスでありサウンドチェック用ディスクに値する物である事。
音質はさることながら、曲として愛せる音楽を損なう事なく、聴く人達にとって良い曲であり、良い音である……。
当然過ぎてばかばかしいことかもしれませんが、最も重要な事であると思っています。


さてそろそろ、なぜJazzというジャンルになったのかの経緯に移りましょう。

あるレコーディングで“スタジオ・サウンド・ダリ”にて作業中、橋本氏がここで録られたJazzのマスター音源を聞かせて頂きました。
その時に、素直にプレイヤー達の楽しそうな映像が頭に飛び込んできたのです。
それは凄まじい音質で、いったいどうやってこんな音が取れるのか!? まるで海外の名盤と呼ばれるクラスの音ではないかと体全体がしびれました。
この瞬間に、クリアするべき問題は山ほどあれど、Pure2のコンセプトが一瞬目の前をよぎった感覚だけは今でも覚えています。

Pure1はどちらかと言えばプレイヤーの張りつめた緊張感や空気感を全面に押し出しました。
クラシックを聴く会場同様に、咳払いさえしにくい張りつめた状況などを演出し、耳をじっと静かに傾けてもらう様に意図した部分があり、ひとつひとつの音に五感の全てを捧げてもらうような楽曲と音像に仕上げてあります。
プレイヤーやアンレンジャーがしっかりと決められた事を完璧にやり遂げ、その収録した音源を緻密に組み上げて、作業とも呼べなくもない内容を徹底的に磨き上げて完璧な宝石を作り上げたのがPure1でした。

それに対し、内容は限りなく近くとも似て非なる物であるのではないかと思ったのが、橋本氏に聞かされたJazz音源で、そこから何か伝わる物があった。

これは違う。別のベクトルで音楽がここにあると。

うまく言葉が見つからないのですが…。人間同士の、言葉を使わないラフな世界の、究極の自然体。
もちろんクラッシックも言葉は存在しませんし、オーケストラなどは指揮者の元、皆が一糸乱れない快感があります。
おかしな例えとなっているかもしれませんが、ある意味鍛え上げられた軍隊の行進の様な美しさがそこにはある。
しかしもうひとつの音楽の楽しみ方がJazzにはあるのではないか?
キャンプファイヤーを取り囲み、そこにいる全員が火を見つめ、ラジカセから聞こえてくる音楽に耳を傾けつつ、時の流れの中に身を委ねて一体感を共有するような。
演奏者はもちろん、聞いた人みんなを楽しませる。そんな世界がPure2にはあると思います。