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SACDハイブリッド

3rdアルバム「COLOR OF LIGHT」 津田朱里による曲紹介

<製品については 津田朱里「COLOR OF LIGHT」|DISCOGRAPHY へ>
 
 

01.『Twinkle Snow ’13』
デビュー曲、「Twinkle Snow」の2013年バージョンです。
原曲の「Twinkle Snow」から、意識して変えて歌おうと思ったことはないんですが、比べて聴いてみると不思議と新しい色がついているものなんだなぁ~と。
デビューから現在までライブやイベントで欠かさず歌ってきて、きっとこれからもこの曲と一緒に成長していくんだろうなと思います。
ファンの方から大好きな曲ですと言ってもらえることも多く、私にとってもとても大切な一曲です。
 
02.『僕はいつだって』
タイアップとしては初めてのロック曲!
イントロが聴こえただけで、胸が高鳴るカッコいい楽曲となりました。曲の力強さに歌が埋もれてしまわないように、歌詞の頭は息を多くしたり、言葉を切ってみたりと試行錯誤しました。
アップテンポでロック、言葉数も詰まっているため、慣れるまでは歌いきるのに酸欠になって苦労しました。(笑)
主人公の覚悟、力強さを感じてもらえる一曲になったと思います。
 
03.『Believe』
当時の私は、ロック曲に挑戦したい!という思いが強くあったので、「僕はいつだって」に引き続き、この曲をいただいて嬉しく、やる気に燃えていたのを覚えています。
全体的に言葉数が多いので埋もれてしまわないよう、噛まないように言葉を立たせるのには苦労しました。
ロックでありながらも、重くなりすぎないようにというディレクションをいただいて、華やかさを残せるように、口角は上げて明るく歌う!など色々と工夫をしながら作り上げた楽曲でもあります。
 
04.『メロディ』
梅田スノーマンフェスティバルへの出演がきっかけで出来上がりました。
『WHITE ALBUM2』作品の関係で、冬がテーマの楽曲を歌わせてもらう機会自体は多かったんですが、誰にでも訪れるクリスマスをホッと一息ついて温まれるような曲が作れればなぁと。
“特別な人のための特別な日”だけではなく、日常を過ごしている人が、ふと立ち止まって街角から好きな音楽が流れてきて嬉しい気持ちになるような、小さな幸せを感じてもらえればいいなと思い、歌詞を書きました。
この曲を聴くと、私は皆さんの笑顔が浮かびます。
 
05.『り・いんかね~しょん』
『ダンジョントラベラーズ2-2 闇堕ちの乙女とはじまりの書』OP。
ゲームの世界観に沿った、異世界に迷い込んだような、ちょっと不思議な歌詞とメロディが特徴的です。作曲者である衣笠さんのテクノポップが個人的にはすごく好きで、楽しそうに跳ねて飛び回る音たちに、自然と言葉をのせて歌うことが出来ました。
ライブでもお客さんと一緒に盛り上がれた一曲!カラフルなペンライト廻る景色は最高でした!
また一緒に楽しみたいな~。
 
06.『Story』
歌詞の内容にも共通するように、飾らず等身大の津田朱里で歌っています。
私自身、背伸びして周りと比べて落ち込んでしまうことも多々ありますが、足を止めて深呼吸して…自分だけの物語を作っていけたら素敵ですよね。
聴いた人がフラットで軽やかな気持ちになれたらいいなと、爽やかなテクノポップにそんな思いを込めました。
 
07.『NEXT STAGE』
今回の歌詞は、アイドルの女の子からファンの人への思いを歌った曲になっていて、歌手になりたい!と努力してきたことや、歌を通して出会えたたくさんの人たちのこと、そして応援してくれる皆さんへの感謝の気持ちなど、私自身に共感する部分がすごく多かったです。
歌い方としては、アイドルっぽくなりすぎず、津田朱里の要素を残すように気を付けました。違和感があると、その都度ディレクションで軌道修正していただく感じでしたね。(笑)
いっぱいの大好きと、感謝の気持ちを込めてライブでも披露したいなと思っています。
 
08.『Chance It!』
20年以上前になりますが、スーパーファミコンで発売されていたゲーム『ドカポン3・2・1』を家族でよく遊んでいたので、歌詞をいただいたとき”友情、裏切り、勝利”などのキーワードが織り込まれていて、作品にぴったりだなと思いました。
ディレクションでは、「小学校低学年の子供たちが合唱しているようなイメージで」とのことだったので、今までなかなか縁のなかった、子供向けソングや童謡をたくさん聞いてイメージを膨らませました。
ゲーム同様、ワクワクできる楽曲に仕上がっていると思います!
 
09.『これからくる未来』
『うたわれるもの』作品に参加させていただくのは、M8の「Chance It!」に引き続き、今回のゲーム『ドカポンUP! 夢幻のルーレット』が初!でした。
OP曲は子供たちの合唱風に歌うという新しい試みだったため、当たって砕けろ!くらいの勢いで(笑)緊張する間もなく録り終えていました。その分ED曲では急に『うたわれるもの』作品へのプレッシャーが出てきたのを覚えています。サビの前向きな歌詞に惹かれて、力強く歩み出していく主人公をイメージして歌いました。
背中をそっと押してくれる一曲になればいいなと思います。
 
10.『My Wish~いつの日もいつまでも~』
今回のアルバムの中で作詞させてもらった一曲。
10代の頃の青い春をイメージして、若さゆえの焦燥感や切なさ、その中でもがきながらも大切な人を守りたいという強い思いを表現したくて作りました。
ドラマチックな曲にしたい!という思いで、楽曲もストリングスが多く入った疾走感のある曲に仕上げていただきました。
いつもはファルセットを使うことが多いのですが、若さや粗削りさを残したかったので今回は封印して、地声で歌うよう意識しました。
 
11.『星になった少年』
デビューする前、専門学校時代一緒に音楽を作ってきた作曲家の高阪昌至さん。
歌った楽曲は100を軽く超え、津田朱里の音楽性に大きな影響を与えてくれた方です。
ずっと、一緒に仕事が出来たらいいな~!と思っていたので実現してすごくうれしく思っています。
「星になった少年」は14年ほど前にワンコーラスだけ録音していた曲で、個人的にすごく気に入っていたので、今回のアルバムの為にリアレンジしてフルで作っていただきました。
是非、高阪さんが作る楽曲の世界観に浸って欲しいと思います!
 
12.『ひとひらの愛』
歌手として、上原れなさんの感情の込め方や表現力は素晴らしく、心に残る歌を歌っていて凄いな~と尊敬していますが、作詞家のれなさんも素敵だなと思っていて、今回の楽曲でもリクエストのイメージをうまく形にしていただき、言葉のチョイスも儚くて美しく、楽曲が生きる歌詞を作ってくださいました。
夕暮れの帰り道、今はもういない大切な人を思いながら一人歩く…そんな哀愁に浸ってもらえるように、優しくつぶやくように歌うことを意識しました。
衣笠さんが作る優しく切ないメロディにのせて、届けたいと思います。
 
13.『回想列車』
最初にデモを聴いたとき、表情のつけ方がたくさんありそうだなぁと感じました。
半田麻里子さんの、糸をつむぐように繊細でドラマチックな歌詞は今回の楽曲にピッタリだと思います。
前回のアルバムでの挑戦曲が初めてロックを歌った「Wave of Emotion」だとすると、今回はこの曲じゃないかなと。
3拍子のワルツ調で和風でバラード…また新たに歌うことの楽しさ難しさを教えてくれた楽曲となりました。歌詞の中で”あなた”が言った”君はひとりじゃない”。その言葉のように、日々を頑張る皆さんにそっと寄り添える曲になればなと思います。