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Suara

Release

2022年11月23日リリース

8thアルバム「Infinity 希望の扉」Suara による曲紹介

<製品についてはSuara「Infinity 希望の扉」|DISCOGRAPHYへ>
 
 

01.『トキノタイカ』
レコーディングをしたのは2019年の暮れだったと思います。出だしの歌いまわしがとても難しかったのを覚えています。音符にそのまま言葉を乗せるとお経のようになるので、ここは切ろうとかここは節を付けようとか、細かく決めてから歌いました。サビの頭も苦労した気が…。仕上がるまでは難しいと感じたけれど、衣笠さんと松岡さんの二人によるの唯一無二のメロディと、衣笠さんのアレンジが光る歌にすることができ、とても気に入っています。
  
02.『戦刃幻夢』
「トキノタイカ」と同時期にレコーディングしたのですが、衣笠さんが立ち会ってくれた最後のレコーディングでした。タイアップものの歌入れは必ず立ち会ってくれて、自身もボーカリストの観点からいつも優しくディレクションしてくれていました。この曲はロックに大胆に歌う方向でしたが、いつものように始めは苦戦して…。衣笠さんになだめてもらった記憶があります。
  
03.『人なんだ』
私自身は昔からロックが大好きなのですが、タイアップ曲で実際自分が表現するとなると過去には格闘した思い出がたくさん。しかしこの曲は、始めこそ不安はあったものの、自分でもカッコいい!!と思える仕上がりになりました。下川Pにも褒めて頂けて満足!『うたわれるもの』アニメOPといえば「夢想歌」「不安定な神様」という二大巨頭がいますが、「人なんだ」も是非この先ずっと親しんでもらえる曲になれば嬉しいです。
  
04.『永劫の定め』
『うたわれるものロストフラグ』1周年記念特別番組にて初披露しました。6/8拍子で軽快なテンポでありながら、どこか悲しげで儚げな雰囲気の曲調が気に入っています。「うたわれ」楽曲独特の和の雰囲気というよりも、少し“洋”の入ったモダンな曲調も「ロスフラ」の世界ならではの曲ではないでしょうか。
  
05.『望郷』
「恋夢」作曲の松岡さんが織りなす、切ないバラード。割と前にレコーディングして完成していた楽曲なのですが、本当にいい曲なのでどこで登場させようかとスタッフさんたちもかなり温めていたと聞きました。しかし温め過ぎても勿体ないということで!?『ロストフラグ2.5周年』記念楽曲として発表されました。ようやく皆さんにお届けできて嬉しいです。
   
06.『わが身捧げて』
とても癒される子守唄のような曲で、こういったシンプルなアレンジで歌うのもすごく楽しいです。声のトーンや節回しは沖縄民謡をイメージして歌いました。また新しい表現が出来た気がして嬉しかったです。
  
07.『自由な風』
『モノクロームメビウス 刻ノ代贖』のTVCMで見るたびに、このファンタジー調の楽曲と映像がとても良く合っているなと感じます。自分自身に語りかけるような雰囲気だったり、大きく歌い上げたりと、個人的にはミュージカルの舞台で歌唱しているような気分になり、歌っていてとても気持ちが良い曲です。
  
08.『愛おしき欠片』
衣笠さんが書き残してくれた、最後の楽曲になります。私がこのデモを聴いたのは亡くなられた後だったのですが、信じられなく寂しい気持ちと、曲の素晴らしさに対する「流石だなぁ」という気持ち、いろんな気持ちが溢れてきました。レコーディング本番はあまり感情的にならないように、この曲そのものに集中しようと努めました。というか、やはり壮大な物語の、壮大なEDなので余裕もなく集中せざるを得ませんでした…。
 
09.『天命の傀儡』
「この命は天によって操られているのか、自分の意思で動いているのか」。うたわれるものテーマの一つだと思いますが、実世界においてもとても考えさせられる歌詞だと思いました。ずっと繋がれてきた命を大切に、自分の使命を全うしたいものです。それから、この曲といえばフクロウを思い出す方も多いのではないかと!?MVにて、「森の哲学者」とも言われるフクロウさんと共に“マリオネット”を表現しました。美しいフクロウさんの演技のお陰で、とても神秘的なMVになりました。
  
10. 『理燃-コトワリ-』
『うたわれるもの』にユーロビート調!?と珍しい感じではありましたが、カッコいい!とファンの方にもかなりウケが良くて嬉しかったです。新鮮でもあり懐かしさも感じる曲。そして、レコーディングとMVにも出演して頂いた澤田崇司さんの三味線がとにかくロックでカッコいいです。歌うのは息継ぎが大変ですが、とても楽しい気分になります。
  
11.『流転の祈り』
歌謡曲っぽいニュアンスもある、「adamant faith」(OVA「うたわれるもの」オープニングテーマ)を彷彿させるテンポ感のある楽曲です。「戦刃幻夢」もそうですが、石川さんの曲はカッコいい感じが多いですね。「大いなる神の力に」のところの絶妙なフレーズが特にお気に入りです。
 
12.『百日草』
7月のシングル発売以来、東京ゲームショウのステージにてライブ初披露となりましたが、ファンの方たちの熱量をとても感じられましたし、自分でも歌っていてとてもしっくり来ました。河井英里さんが歌う初代TVアニメ『うたわれるもの」』EDテーマの「まどろみの輪廻」をオマージュして作られたこの曲を歌うことが出来て、これからもしっかり歌い継いでいこうとあらためて思います。
  
13.『哀哀』
胸が苦しくなるような切ないバラードです。心のなかで問いかけたり、自分に言い聞かせている雰囲気が伝わるように歌いました。こういったバラードのAメロ部分の雰囲気作りはとても繊細で、割といつも悩むのですが、今回のレコーディングではディレクターさんにもすぐOKを頂けたのでやっと成長して来れたのかな、と嬉しくなりました。
   
14.『Find me』
静と動のコントラストだったり、遊び心のあるアレンジが素敵で、特に大サビの畳み掛けるような雰囲気がとても気に入っています。動きのあるバッキングに対して、ボーカルはいろんな表情を感じとってもらえるように、無機質なイメージを持って歌いました。
  
15.『Pure Contrast』
今回のアルバムでは「うたわれるもの」作品が大半を占める中、貴重な“甘酸っぱい恋愛ストーリー”作品の楽曲になります。歌詞を書かせて頂きましたが、学生時代の記憶を辿りながら、いや妄想しながら!?書いていきました。柔らかいメロディと、爽やかなストリングスアレンジがとても心地良いので、まだフルで聴いたことがない方には是非聴いて頂きたいです。
  
16.『希望の扉』
アルバムのタイトルチューンにもなった、私作詞作曲の曲になります。作っていた時期は正直あまり元気がないときでしたが、ふと出てきたメロディがこのメジャーコードなサビの部分でした。「あ、私。前向きな曲を作りたいんだな。」つまずいたり、辛いときがあっても、やっぱり明るく前を向いていきたい、とシンプルに想いを込めました。半田さんのアレンジがとてもキラキラしていて、ライブ映えする曲に仕上げて頂きました。早くライブで歌いたいです。