今年最初に買った本★
は、田辺聖子さんの『ここだけの女の話』
映画『ジョゼと虎と魚たち』を見てから、この原作者である田辺聖子さん作品にハマッています♪
写メに3冊ありますが、恋愛小説名作コレクションで、今読んでるのは第三弾のもの。
ちなみに第一弾は『孤独な夜のココア』、第二弾は『三十すぎのぼたん雪』。
全部もう、タイトルから引き込まれるんですよね~o(^-^)o
短編小説集なんですが、いろんな男女の関係を描いたもので、ちょっと切ない恋の話から、「きっとこの後結ばれるんだろうなぁ」と想像させる、「幸せの少し手前」を描いたものなど、どれもリアルで共感できる話ばかり。
私が書く歌詞も、恋愛モノが割と多くなってきたので、こう言うと「恋愛好き」みたいに思われるかもしれませんが、そういうわけではありません(笑)。
でも田辺作品を読んでいると、「あぁ、やっぱりこの世には男と女しかないんやな」と思わされるというか。
いつの時代も、男と女の基本的な性質、そして恋人や夫、妻に対して求めるものは変わらないことが分かる。
それからどの作品も、『ハッピーエンド』というような『結末』は見当たらない気がする。
それこそ、リアルというか、現実世界ではずっと人生や生活が続いていくんですもんね。
登場人物たちのその後をあれこれ想像して、心がほっこりできたり。終わり方が絶妙なんです!
田辺作品独特の『大阪ことば』もテンポが良くて、私にとってはより世界観に入り易くて、読んでいてスカッとします♪
気になったかたは、是非一度読んでみてはいかがですか☆
今年最初に買った本★ への4件のコメント